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スケールモデル
F-104J (ハセガワ1/48)
航空自衛隊 第5航空団 第202飛行隊 / 第7航空団
第206飛行隊
ここんとこF−4が続いたので、気分転換に(てかプラモ作りそのものが気分転換なのだけど)、久々にマルヨン作ってみました。
キットはハセガワ1/48。ファントムでは割と手ェ入れてイジくってたので、今回はなるべくストレートにいこうかなと。
もともとデキは凄くいいキットですしね。(いや実際、この後に出たF-2やF-1を見ると、このマルヨンは奇跡と思えるほど出来が良いと思います)
ただし今回も、やっぱしガマンできずに主翼や水平尾翼のリベットは埋めました。
いやべつに必ず埋めろと言ってるワケではないです。アタシゃつるんとした翼が好きだから、
せっかくだけど埋めちゃったよ、というだけのハナシ。個人の気分の問題ですね。
今回は2機同時進行でつくりました。片方はグレー塗装機でも良かったんですけど、なんとなく気分で
2機ともガーっと同じ銀を吹いちゃいました。ちなみに使った銀は、例のクレオスから新発売のオールドタイマーカラーセットに入ってるアルミナイズドシルバー。
いま考えれば、片方は別の銀塗料で塗ってみるのも面白かったかもね。
で、その新色アルミナイズドシルバーですが、言うだけあって発色(?)は良いカンジです。
金属地肌らしくなる、とゆーより、機体表面に銀いろの塗料を塗った、あのアルミナイズドなシルバー表面ですね。
欲を言えば、まだちょっとギラつきが強すぎるような気も。まー個人的な主観だし、ホントにちょっとですけどね。
それでも新造機とかIRAN出たての機体なら、こんなカンジの銀かな…という事で納得できる範囲でもあります。
納得いかないなら、何か混ぜるとか、上から半ツヤのクリアー吹くとか、あとは作り手のセンスの問題でしょう。
それと、塗りっぱなしだと塗膜がチト弱いかな。昔の8番シルバーのような銀の再現も意識にあったよーですが、
摩擦への耐性とか、そういうのも再現されてしまったカンジがします。
塗ったら取扱いに気をつけるとか、はたまた銀を塗ったら次にさっさとクリアも吹いて塗膜をガードするのもテかもですね。
アタシゃ今回はデカール貼った後にツヤを抑えたクリア吹きました。
こーゆーアングルで見ると、ちょっとケツが上がりすぎなカンジがしないでもないけど、こんなモンなのかなぁ。
燃料満タンの時と、スッカラカンの時の姿勢の差って、あるのかな。現役の実機をあんまし見たことないからなぁ。
今回も屋外で撮影しましたが、銀の機体はやっぱし難しいです。
被写界深度を深くするために絞りメいっぱいで撮ると、なんか違うんですよね。
ちなみに露出補正はマイナス1以上です。
ナマで見るとほとんど感じないけど、ナゼか写真にすると塗りムラが目立ちますな。特に#525のほう。
こーゆートコも銀塗装のむずかしいところでしょうか。まだまだ修行が足りませぬ。
しかし、やっぱしカッコイイですマルヨン。チビッコの頃はさほど感じなかったけど、トシとるとカッコ良く見えてきます。
(2013.5.9完成)
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水平尾翼がS字に反り曲がっていたので、手で少しずつグイグイ曲げて直そうとしたのだけどラチがあかず、ちとヤケになってファンヒーター(暖房器具ね)の風に当てつつ曲げてたらイイ感じになってきたので調子に乗ったらこのザマです。(良い子はマネしないでね!) |
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部品請求しようかとも思ったんですが、ダメでもともと。練習のつもりで補修してみました。 患部を切り取り、1.2mmプラ板の切れ端をあてて、ペーパーかけてスジボリして… …まぁ、ダマって見せればバレないんじゃないか、という程度には仕上がったんでコレで行きます。 |
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イスの座面。股ぐらにある射出ハンドル(マルヨンのはDリングっていうんだっけ)までパーツ化されていますが、そのまま付けると操縦桿の根元に当たってしまうので、接着部を削りました。 向かって右写真の右が修正前、左が修正後にDリングを接着したもの。 |
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確かオモリは不要だったと思うんですが、チト心配なので一応パチンコ玉をコクピット後方に1コ入れときました。 レドームに入れるよりも、コッチの方が持った時のバランス良さそうだったので(笑)。深い意味はありません。 |
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ナニやってんスかね。主脚庫の前隔壁を裏表逆につけて胴体に組み込んでしまいましたよあはは。 その前の胴体下部パーツを組んでみると、やたら隙間が出来るので、おかしいなと思って調べて初めて気がつきました。かなりクラクラしました。 |
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こんな感じ。合わせがだいぶカパカパしてるのがお分かりいただけるでしょうか。この期に及んでも気づくまで少し時間かかったんですよ。ヘタしたらこのまま進めてしまうかもしれなかったぐらい。 ま、それだけこのキットの精度が高いという事でもありますな。 |
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もうゴミ箱行き覚悟で、うりゃっとオナカんとこカチ割って主脚庫部を取り出し。 たまたま胴体は瞬着だけで接着していたので、カッターで切れ目を入れて、接合部にメキメキとチカラ入れたら何とか割れて、患部摘出に成功しました。指先の色が変わっててチカラ入ってるのがお分かり頂けるでしょうか。(笑) ちなみに胴体上部の接着はほとんど傷める事なく取り出せました。 |
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インテイク部は、なるべく隙間や段差を出さずに組むには、先にコーン部を胴体につけた方が良い・・・かも。 まだハッキリと結論が出たわけではないですが。 |
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作業的に前後しますが、今回もやっぱりガマンできずに翼のリベット埋めました。 今回は主に溶きパテで埋めてみたんですが、ヒケの処理が手間で、5回ぐらい塗り重ねても埋めきれませんでした。タミヤの光硬化パテも少し使ってみましたが食いつきが弱くて難しかったです。やっぱしポリパテが無難かなぁ。 |
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銀塗装にあたり、下地はガイアのEXブラックを塗ってみました。黒いマルヨンってのもイイね。 |
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(チップタンクを塗る際、写真のように主翼に挿して塗るとラクかもしれない。 主翼は銀の後に塗るというのが前提でね。) |
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ノズル周辺の無塗装部。ギラッと輝くところはクレオスのSM06クロームシルバー。初めて使ってみました。 マスキングの後、説明に従い、下地にツヤ有り黒を塗りました。 |
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(ノズル周辺の無塗装部) SM06クロームシルバー SM03スーパーアイアン+304少々 その上からごく軽くつや消し黒をかぶせました。 ところで、このSM06クロームシルバーなんですが、希釈は同社のレベリング薄め液でないと上手く希釈できませんでした。 最初、ガイアのメタリックマスターで希釈してみたら、銀の粒子がダマになってしまい、エアブラシのカップの中がエライことに。ガイアの普通の薄め液でも同様。ほんで、最近は使う機会の減ったクレオスのレベリング薄め液を使ったら、何のことはなくフツーに希釈できました。 ちなみに吹き終わった後、試しにガイアのエアブラシ用薄め液でも溶いて見たところ、コレもダメ。ガイアとクレオスのって成分は同じじゃなく、完全な代替品にはならないってコトなのね。勉強になりました。 |
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胴体後部の航法灯(だっけ)んトコは機体色なのだけど、無塗装部を塗る際にマスキングするの忘れててガックリ。 ほんで改めて銀塗装。面相筆でも良かったんですけど、爪楊枝の先端を輪切りにして、その円状になったトコで塗ってみました。こういう円状のトコ(ランディングライトとかね)にマスキングゾルを塗る時に良く使うテですけど、塗装でも割と上手く行きました。 |
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ミサイルランチャー部の塗り分け。白を塗った後、基部の銀はフリーハンドの筆で塗ったんですが、その前に塗り分けの段差んトコにカッターで軽くスジを入れときました。こうするとフリーハンドで塗ってもハミ出しにくくなります。 |
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主翼の前後縁フラップの角度合わせ。スコッチテープにエンピツで書いた線を基準に接着。 ちなみに前縁は12度。後縁は15度にしました。離陸時の角度(たぶん)ね。 |
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その角度をテープに書くのに、分度器が無い。百均とかで売ってるのだろうけど今は夜中。 フト思いついて、腕時計の目盛を利用して書き出しました。サイズもグッドで我ながら名案だなと♪(笑) てゆーか、こういうの組立説明書に図示しといてくれればイイんですけどね。昔の説明書にはよく書いてあったのに。 |
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デカールの切り離し。赤線で切り離しておくとモールドどおりに貼れます ええ次回の製作用に個人的な備忘録です。(笑) |
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今回は自作デカールの出番ナシ。機番もキット付属のデカールで行きました。 202sqのほうは、↑のように切り離してから貼って・・・ |
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そのあとに機番部分をカッターでそ〜っと切り取りました↑ V字をズラさず、なるべくカッターの跡を機体上に目立たなくするための処置です。 |
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ちなみにデカールはカルトグラフではなく、初期のハセ純正。マークセッター&ソフター効きまくり。 対候性はワカランけど、日の丸も含めた発色は良いカンジ。 |
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ノズルの色は、ガイアのスターブライトアイアン+クレオス番カーキ。狙い通りの色は出なかったけど、まぁ悪くないかな、ってカンジ |
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オナカ。取り立てて手を入れたトコもなく、キットのまんま。 それでも脚部、ミサイルランチャー、フック周辺と、もう文句ナシの出来です。個人的には別売レジンパーツの必要性を感じません。 |
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今回の参考資料。他にも何冊かあります。浜松広報館で撮った写真はデカール貼る時にケッコー役立ちました。 |
(2013・6・9)
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